院長のひとりごとブログ blog

研修

 今年も大阪ペピィさんの研修が当院でありました。当院は、中学生や高校生、獣医大学生、看護学生など多くの方の実習を受け入れています。毎年、数十人の規模になりますが、動物病院がどんなところか全く知らない学生さんも多く、みんなへとへとになって帰って行かれます(笑)。犬や猫とずっと遊んでいるイメージがあるようですが、実際はずっと立ち仕事で、昼休みに手術をしているのですが、忙しくて昼食も食べられないこともそう珍しくありません。見学の方には、可能な限りアミティエにも一緒に行ってもらって、アミティエがどんなことをしているのかということを見てもらっています。

 動物の愛護といえば、知っているような気になりますが、どうして牛は食べるのに犬はダメなのか? アライグマは淘汰されているのに、タヌキは守るのか? 在来種である鹿は守っていいの?鹿によって環境破壊が進んでいるけどいいの? 牛の皮はバックにしてもいいけど、猫の皮の三味線への利用はダメなの? 鶏や牛、豚は極端にいうと、肉にするため卵を取るためミルクを取るため、皮や羽を取るため、殺されるためだけに人間によって飼われている。可哀想だから肉を食べるのを止め、動物由来のすべてのものをこの世の中から排除したほうがいいのか? 夢の治療と期待されているiPS細胞などの実験にマウスラットがすごい使われているけど、すべての医学研究を止めて、今治療できない病気になったら、みんな死を受け入れて、新しい治療法の開発を諦めるべきなのか? などなど、どの動物を守り、どの動物を淘汰し、またどの動物を食べるのか?、利用してもいいのか? 

 動物に関することは、本当に難しく、国、宗教、文化、そして個人の差が歴然である。誰も、みんなを納得させる答えを持っていない。 獣医療や犬や猫の保護活動でも同じこと。いろんな考えがある。 高島

ペピィさんのHP

http://www.peppy.ac.jp/peppy/2016/07/049308/

http://www.peppy.ac.jp/peppy/2016/07/069376/

 

 




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