院長のひとりごとブログ blog

心臓病の治療が変わります

 

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先日、心臓病の講演を行いました。犬の心臓病で最も多いのが、僧帽弁閉鎖不全症です。この心臓病の7年にわたる研究がアメリカで発表され、その治療が変わりました。

 心臓病は少し難しい分野で、私が循環器学会の認定医をとった時には中国エリアでは私以外、誰も認定医はいませんでした。私が全国でも21人目でした。それから十数年たってポチポチ認定医が増えてきましたが、それでも山陰エリアでは私と米子動物医療センターの山根院長の2人のみです。

 普段の身体検査でまず心臓の音の異常をみつけます。そして精密検査で確定診断です。ただ、飼い主さんの中には、心臓の詳しい検査までは希望されない方がいます。これが落とし穴なんです。実は、心臓病の症状がでると、残り寿命は約1年なんです。無症状の時に、いかに心臓病の診断をして、その診断に基づいた適切な治療を開始するかで、寿命は全く変わってくるという報告があったんです。

 まさか自分の犬は大丈夫と思っていても、現実は非情です。無症状の時にいかに心臓病を見つけるか、どんな薬をどう使うかであなたの犬の寿命がずいぶん変わります。普段のワクチンやフィラリアは近くの病院で十分、病気になったら、大きな病院で検査では、手遅れなんです。ほとんどの心臓病はワクチンやフィラリアなど無徴候の時に見つけないと寿命が変わってくるからなんです。n




アレルギー性皮膚炎

温かくなってくるとアレルギー性皮膚炎が多くなってきます。草木やハウスダストマイトなどの環境アレルギー物質に反応して、皮膚がかゆくなってきます。

今までは、ステロイドや免疫抑制剤、食事性の場合には低アレルギー食などで治療をしてきましたが、昨年全く新しい、犬のアトピー治療薬が発売されました。

かゆみを抑え、犬の皮膚の赤みもほとんどなくなるなど、非常にいいお薬です。ステロイドはちょっと......、減感作療法で数日おきに注射するのも.......などなど投薬を希望されていなかった方にも喜んでもらえるお薬です。どの分野でもそうですが、あたらしい診断法や治療法が開発されると、既存の治療が一番ではないことがあります。このお薬はその典型でしょうね。もちろん、すべての犬に効くわけではありません。そのあたりはしっかりとした診断が必要です。




チャリティBBQ

今年もアミティエのチャリティバーバキューを開催します。

昨年は3回開催しましたが、今年はこれ1回のみです。

誰でも参加できますので、ぜひお越しください。
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