院長のひとりごとブログ blog

鳥取県初感染SFTSの犬

人が感染すれば大変致死率が高い重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染した犬が鳥取県内で見つかりました。

県内での人間の感染はすでに報告されていますが、犬での発生は初報告です。

マダニに噛まれて感染しますが、感染した動物を触っても人が感染することがわかっています。

SFTSのワクチンや特効薬もなく、対症療法のみでの治療になります。

感染すると犬では体調が悪くなる程度ですが、猫では1週間以内に7割弱が死亡します。

鳥取県ではSFTSの発生がなかったのですが、昨年人の感染(西部と東部)が見つかり、そして今回犬にも感染例が見つかりました。

鳥取県が、SFTSの感染地域になったことは明らかです。

犬や猫にはノミやマダニの駆除薬を必ず投与してあげてください。

残念なことに、市販のノミマダニ駆除薬は医薬部外品ですので、効果は全く期待できません。

必ず動物病院で処方してもらってください。

実は、SFTS感染地域では獣医師など動物を扱う職種にも感染者が発生しています。

当院で、お預かりするすべての犬猫に関し、ノミマダニ駆除の投与を確認させて頂きます。

ホテル、入院、トリミングすべての動物が対象になりますが、投与が確認できない場合にはその場で投与させてもらうか、

お預かりをお断りさせて頂きます。

*大変、恐ろしいウイルスです。ご自身および愛犬愛猫を守るためにもなからずノミダニ駆除薬を投与してあげてください。

「まさか」は、大震災、原発事故、新型コロナウイルスで、我々は十分というほと経験しています。

まさかSFTSになるとは。ということがないように十二分な注意と対策をお願いします。

ご理解のほど宜しくお願いします。

 

鳥取県(犬のSFTS情報)

http://db.pref.tottori.jp/pressrelease.nsf/webview/0EE1C5A649B7BC2B492586E30006CAD0?OpenDocument




狂犬病予防接種

 狂犬病の予防接種が始まりました。昨年はコロナ禍のため、倉吉市など途中で集合注射が中止になったところもありました。コロナ対策として今年は鳥取市は集合注射が中止ですが、今のところ他の市町村は通常通りに開催予定です。大阪では、今年集合注射自体を廃止した市もあります。ちなみに、札幌市では十数年前にすでに廃止にしています。

 雨の日も風の日も行われる屋外の集合注射は、戦後、狂犬病が蔓延した時代からのシステムですので、これだけ動物病院が増えた現在にはそぐわない面が多いんだと思います。県内の動物病院で、いつでも狂犬病の予防接種が受けられますので、集合注射でなく個別注射(病院内注射)を強くお薦めします。狂犬病の予防接種は、法律により飼い主さんに接種義務がありますので、集合注射の有無に関係なく、注射をしないといけません。 高島

 




パピー教室・デンタル教室

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パピー教室や歯磨きを人数限定で開催しています。

参加を希望される方は各病院のスタッフまでお尋ねください。

犬同士のふれあいや診察台の練習、呼び戻し、首輪の付け方、ノーズトレーニング、歯磨き、トリミング用品に慣れてもらうなど、子犬の時にしておかなければならないことを教室で学びます。

犬たちもそうですが、飼い主さんへもボードを使って説明をさせてもらっています。




保健所から猫の受入れ

 

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 保健所から猫を3頭受け入れました。今まで、受け入れた猫は300頭を超え、犬も合わせると500頭を超えます。おおよそ5日に1頭の割合で受け入れを行っています。
 アミティエでは、保健所から受け入れたたくさんの保護犬保護猫が暮らしています。ご興味のある方は一度アミティエにお越しください。また、「人と動物の会」ホームページやフェイスブックでもご紹介させて頂いております。

当院のホームページにもリンクを貼っていますので、是非ご覧ください。

コロナ禍で譲渡希望者が昨年から減少しています。1頭でも多くの譲渡させてもらいたいと思っていますので、当院のホームページでも積極的にご案内をさせて頂きたいと思っています。




2020年

 2020年は苦難の年でした。働き方改革の実現のために倉吉動物医療センターと米子動物医療センターを年始から完全予約診療に移行しました。予約制にさせてもらったことで、皆様の利便性が低下する懸念がありましたが、ふたを開けてみると、待ち時間が短くなったと非常に好評でした。そこで発生したのが新型コロナウイルス感染症です。予約診療にしていたため、感染予防にもなり診察形態としては的を得たものになっていたのですが、世の中が激変しました。

 病院的には、開業50周年に合わせて笑点司会の昇太さんの落語会を予定し、皆様に無料でチケットをお配りしていたのですが、コロナのためにまずは延期とさせてもらいました。そして昇太さんと再度の日程調整を行ったのですが調整がつかず、年内開催は無理となってしまいました。来年に開催をと思ったのですが、会場の未来中心の大ホールが来年1年間、工事のために使用できないと告げられ、他の会場探したのですが、コロナ対策のため県外者の入場は不可(講演者も)など、落語会ができるところが見つからず、結局中止の決断を行いました。昇太さんの落語会は、新型コロナが落ち着いた後に、再度調整をして晴れて皆様をご招待させて頂ければと思っております。

 アミティエもコロナで、フェスタがしばらくできず、9月の動物愛護フェスタも直前で中止となりました。いまは毎月の小さなフェスタは開催していますが、犬猫との触れ合いを中止するなど相当に影響を受けています。一時、譲渡希望者も初めて0人になるなど、譲渡が進まない時期もありました。なんとか保健所からの受入れペースを落とさずに運営をしたいと思っています。また、獣医向けの毎月のカンファレンス(勉強会)や第41回動物臨床医学会も中止となり、WEB開催に切り替えました。獣医師が集まって開催する学会は他もほとんど中止となり、今までにない状況です。役員会などもすべてオンラインとなり、急激で強制的なデジタル化の波が押し寄せた1年でもありました。この中で、新しいツールについてこれない方もおられます。毎月のカンファレンスや学会がWEBになったことから病院の毎月の休診もなくなりました。米子動物医療センターは日曜日を休診としましたが、倉吉動物医療センターは2月の休診から10か月以上休まず診察を行っています。

 

 来年は、コロナを克服し、マスクが外せる年になってもらいたいものです。ワクチンに期待です。

 今年も残り僅かになりましたが、よいお年をお迎えください。 髙島




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