院長のひとりごとブログ blog

謹賀新年

 新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。今日から診察開始です。

 昨年、動物愛護施設である人と動物の未来センター・アミティエを開所しました。東北大震災で被災した動物や県内で収容された犬などの受け入れを始め、昨年末からようやく里親を募集できるところまでになりました。今年も多くの犬や猫を受け入れ、避妊去勢手術などを実施し、しつけなどをして1頭でも多く里親さんのもとにお渡ししたいと思っております。正月の間も入院や急患対応をしながらも、アミティエになんどか行きましたが、新たに入った3頭の犬もずいぶんとみんなと仲よくできるようになっており、アイコンタクトも少しずつできるようになっています。ドッグランにみんなを放したのですが、まあ大よろこびです。毎日、1時間はドッグランで遊ばせ、その間1頭1頭にしつけを入れています。そんな犬たちを見ていると早く新しい家族の元に届けてあげたい気持ちでいっぱいになります。里親制度の詳細は人と動物の会のHPにありますので、是非見てみて下さい。

 もちろん、我々にとって動物病院での診療がメインですので、日々の診療にも精進していきたいと思います。生きているものは、生まれた瞬間から残り寿命のカウントダウンが始まります。成長していく時には寿命のことを考えませんが、その瞬間も確実に残りが短くなっています。でもその時には誰も寿命のことなど気になりません。成長し子孫を増やし、そして老いていく。老いていくと急に年齢が気になり、人生を振り返りその先が気になってきます。犬や猫の一生は人の一生より随分と短いですが、その分多くの事を感じることができるのかもしれません。人より短いぶん、なるべく早く病気を治してあげたいと思いますし、病気の兆候は元気の時にはなかなかわかりませんので、ワクチンの時やフィラリアの時の健康検査は非常に重要だと思います。正月中も急患で来られた動物の中にもあまり長生きができないだろと思われる子もいました。病気は、元気なときにも隠れているものです。動物が本格的に調子が悪くなる前に、ちょっとの異常でも早めに連れて来てもらいたいといつも思います。

 一頭でも多くの動物を救うことができるように、そして動物診療を通して、皆様が幸せになれるよに、今年も、職員一同がんばって診療をしていきますので、宜しくお願いします。

皆様にとって、動物にとって幸多き1年でありますように。

図.png

里親を待っている犬と猫.pdf




2013年

盲導犬1.jpgのサムネイル画像

 今年も残りわずかになりました。皆様方におかれましては、どのような1年でしたでしょうか。今年は正月から、アジア獣医師会(FAVA)の学会発表のために台湾に行ったのが仕事始めで、台湾の先生とも久しぶりにお会いし親交を深めてきました。春には今まで野生生物センターをして活用してきた施設の拡充工事に着手しまして、9月に県内初の本格的な動物愛護センターとして「人と動物の未来センター・アミティエ」を開所しました。開所の際のフェスティバルには多くの方にご参加頂きまして大変感謝申し上げます。福島のシェルターから犬や猫を受け入れ、県内で収容された犬も受け入れるなど、少しずつ活動を本格化させています。先日、里親(譲渡)を開始しましたので、是非、里親になって頂ければ幸いです。

 我々の秋の一大事業である「動物臨床医学会年次大会」は、今年で34回になりますが、お陰様で成功裏に終わりました。そして、今年、4頭目の盲導犬の寄付をさせてもらいまして、そのセレモニーを学会会場で行いました。なかなかいい子でした。ご協力を頂きました方々に感謝申し上げます。学会に参加された台湾のFAVA会長に、台湾で52年ぶりに発生した狂犬病について話をしたのですが、もうなかなかコントロールできないんじゃあないかとも言われていました。同じ島国の台湾でまさか発生するとは。みんなビックリしています。農水大臣が認めた狂犬病の清浄国・地域は、日本、オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ、グアム、フィジー諸島のみになってしまいました。愛犬を守るためにはワクチンしかありませんので、年に1度は確実に接種して下さい。明日は我が身、想定外はもう許されません。

 来年は、診療ももちろんですが、アミティエの動物愛護活動も相当に力を入れていきます。また、ご案内しますが、4月18日チャリティコンサート、5月11日動物愛護フェスティバルを開催しますので、是非ご参加ください。

 今年も残りわずかになりましたが、よいお年をお迎えください。また来年も宜しくお願いします。 高島




 動物愛護施設であるアミティエを9月に開所して3か月が経過しました。福島から来た動物たちは毎日楽しそうに過ごしています。去勢避妊手術も済み、犬は随分としつけが入り、すごくなついてくれています。猫たちも最初は相当に警戒をしていましたが、個体差はあるものの随分となついてくれるようになりました。だいぶんいい状態になったので、そろそろ里親募集を開始しようと思っています。

 いい里親さんに巡り合えるため、またちゃんと飼ってもらえるために、譲渡の諸手続きを踏んでもらい、また講習会にも参加してもらわなければなりません。今、里親(譲渡)の方法などを、人と動物の会のHPにUPする作業をしておりますので、ご興味がある方は、ちょこちょこ覗いてみて下さい。

 それと、ドッグランも今月中にはOPENします。感染防止の観点から、1年以内のワクチン証明書のコピーを頂くことにしましたので、お忘れなくお願いします。1頭につき飼い主さんが1人(大人)は、必要ですので、多頭の場合にはご注意ください。また、アミティエの管理のため、1頭につき500円(2頭目からは300円)以上の寄付をお願いしております。これもHPにUPしますので、こちらも見てみて下さい。

動物を受け入れて、健康状態をチェックして、ワクチンして、治療して、避妊去勢手術をして、マイクロチップを入れて、その間しつけをしながら飼ってもらえるような状態に持っていくのは随分と大変な作業です。1頭1頭のQOLを一番に考えながら、今後も少しずつですが、しっかりとした動物愛護活動を行っていきたいと思っております。 

人と動物の会HP http://www.haac.or.jp/   高島




無添加ドッグフードの取扱い

 

倉吉動物医療センターで、フェアリーエスガーデンさんの“無添加ドッグフード”の販売を始めました。

 当院は、もともと療法食しか取り扱いをしていませんでしたが、飼い主さんのご要望により数年前よりプレミアムフードの販売も開始しております。このたび、無添加フードとして、フェアリーエスガーデンさんのフードの取り扱いを始めました。

 

 実は、このフェアリーエスガーデンの社長さんとはもう長いお付き合いをさせてもらっているのですが、この9月に動物愛護施設であるアミティエの開所式のフェスティバルをさせて頂きまして、その際に皆さんにサンプルとしてフェアリーさんのフードをお配りさせていただきました。今までドッグフードを食べなかったのにこのフードを食べたなど、大変ご好評をいただきました。とにかく嗜好性が高く、また材料にこだわった手作りのフードでして、フェスティバル後も、病院にも多くの問い合わせを頂きました。その時には、フェアリーさんはホームペーでも販売をされていますのでそちらでお求めくださいと皆様にお伝えさせてもらっていましたが、私たちが紹介させてもらったフードですし、院内でも販売をしてほしいというご要望もあり、この度倉吉動物医療センターのみですが、取り扱いを開始しております。フェアリーさんのネット販売では送料がかかりますが、院内販売では送料は不要ですので、少しはお安く提供ができるものと思っております。いくつか〝おやつ″も取り扱いをしましたので、ご興味のある方は院内にてお求めください。

 

フェアリーエスガーデン

http://www.f-s-garden.com/




10月も終わろうとしています

鼻腔内腫瘍.jpgのサムネイル画像 アミティエの開所式の後は、11月15-17日に開催される動物臨床医学会の準備に追われていました。この学会も今年で34年目になります。当院の山根会長が34年前に第一回を鳥取市で行ったのが最初です。今では4000‐5000人の参加者がある国内最大の学会に成長しました。学会では多くの先生のご発表やご講演がありまして、その原稿の編集作業のため倉吉の獣医師を動員し毎晩遅くまでというか日付が変わるまで作業をしておりました。毎年の事ですが、やっぱりしんどい作業です。すべての原稿の校正作業も終わり今は事務的なことが主になってきています。その間も、韓国の学会に参加させてもらい、3時間ほど講演をしてきましたし、東京、大阪、広島に出張し、中国地区学会を鳥取市で開催した際には小動物獣医学会地区学会長をさせて頂いたり、ロータリーの職業フォーラムで講師をさせて頂いたりと結構バタバタしておりました。動物臨床医学会では、市民公開セミナーとして、動物由来感染症や南極に行かれた先生の講演などがありますので、是非お越しください。市民は無料です。大阪国際会議場で行います。詳しくは動物医臨床医学研究所のHPをご参照下さい(当HPからリンクしています)。

 写真は福島から保護した犬のものです。我々は守秘義務(秘密保持義務)がありますので、写真を付けて今日こんな手術をしましたみたいなことをネット上に書いてはいけませんが、この子に関していえば福島のシェルターから引き取り、里親を見つけようと思っておりまして、当財団の「人と動物の会」ですでにご紹介していたため経過報告として書かせてもらいます。非常に残念ながら、この子は鼻の腫瘍でして、CTでもお分かりのようにすでに鼻の骨が腫瘍で溶けています。予後は不良(もう助からない)ですが、呼吸を楽にするために、鼻の中の腫瘍をすべて摘出しました。といってももう転移がありますので、これで治ることはありませんが、随分と楽になったと思います。今はアミティエに戻り静かに暮らしています。アミティエでは、ボランティアさんも結構来てくれていますし、また始まったばかりですが、動物本位の活動をしていきたいと思っています。今後ともご協力とご支援の程宜しくお願いします。高島




このページのトップへ