お知らせ news

熱中症

 すでに動物の熱中症が発生しています。室内で動物を飼われている方は室内温度、屋外で犬などを鎖でつないでおられる方は、風通しのよい日陰に移動させ、十分量の新鮮な水を絶やさないなどの対策を講じてあげてください。動物の飼育環境を整えることが熱中症の予防につながります。また、道路からの輻射熱がありますので、日中の散歩や運動を避け、早朝や夕方遅くにしてあげましょう。運動のためと、病院までわざわざ犬と一緒に歩いてこられ、犬が熱中症で入院となったこともあります。動物は、人以上に暑さに弱いですので、簡単に考えず十分に気を付けてあげてください。車の中では、わずか15分で熱中症に至ります。ちょっとだけだからといって、絶対に動物を車の中に置き去りにしないでください。水を入れていても同じです。

 熱中症は重症になると死亡しますので、甘く見ては絶対にダメです。もし、熱中症の症状があれば、まずは水で動物の体を冷やしてください(冷やしすぎもダメです)。そして最寄りの動物病院に直行です。今からの時期、大切な動物の命を失わないために温度と湿度には十分に気を付けて下さい。特にブルドックやパグなどの短頭種は要注意です。

 




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